暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

郷愁

2021年10月12日 | 古民家
 町が騒がしく・・・ 町がうかれている・・・
大人たちがワクワクしている時期が浮かぶ・・・
昔から続く・・・大切な日・・・
1年かけて準備をする場所もある・・・
終わってしまうと寂しさも残るけれど・・・もう、次の年の事を思うと・・・
ユルリと顔がほころんでしまう・・・。
お祭りは・・・五穀豊穣や、疫病退散を願う行事だったけど・・・
ある時期からは、娯楽の意味合いが強くなったような気もします・・・。

この町にこんなに人がいたのか・・・と、思うくらいの人でザワザワして・・・
毎年同じような夜店が並んでも、飽きることの無い・・・
夢の中の世界が・・・ほんの数日続く・・・
大人は赤ら顔で神輿をかついで・・・ここぞとばかりに食べて飲んで・・・
親戚一同集まる機会は・・・この時ぐらいで・・・
不幸があっても・・・この先、みんなが集まるような事は無いのかも知れない・・・。

日本中・・・世界中にも足をのばす人の集まりは・・・
見知らぬ世界を見て・・・言葉も違う人と出会い、大きな刺激と新しい世界を造りますが・・・
日本の文化が、少しづつ薄くなっていったように思えます・・・。
伝統ある国は・・・自分の国の良いところを10コ言えても・・・
日本で同じ質問をして・・・10コすぐに言える人は少ないような気がします・・・。
郷愁や・・・古い考えと思われても、日本の良い所を次の世代に伝え・・・
胸を張って答えられる子供を育てる・・・そんな歴史を残していければと、思います。


コメント
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