暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

消えて行く

2021年10月08日 | 古民家
 カカトのはみ出たサンダルを、コツリと鳴らしながら・・・
狭い路地に飛び出し・・・少しばかりの坂道を下れば・・・
ザーザーと流れる川の音が響いて・・・風がフワリと体を揺らす・・・
日差しが夏のようでも・・・川が運ぶ風は、もう秋の様相で・・・
向かい合う山の木々も・・・恥ずかしそうに頬を染めている・・・。

時代の波に乗り・・・時代の流れに消えて行った町は多く・・・
変化に追いつかない暮らしがそのまま残り・・・いつの間にか小さく、声の届かない町になってしまう・・・。
無くしてしまい後悔した町作りも・・・つながりが薄くなり、消えて行ってしまった町作りもあります・・・。
そんな場所がこの先も増えて・・・どこかで町が一つ消えていきます・・・。

家は・・・地域で守り育てるもの・・・
この先は、人を地域で守り育てなければいけない時代が来ているのかも・・・
いたずらに、はやし立てるだけでは無く・・・地域も行政も外からの手助けも受けながら・・・
暮らしやすい場所を造って・・・幸せに感じてもらえる場所になれば・・・
自然と・・・地域の人も、多くの誰かも集まる場所になる・・・
昔は自然と出来ていた事が・・・手を差し伸べないといけないようになってしまった・・・
そんな現実も、知って頂ける時間と場所を造れたら・・・と、思います。




コメント
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