暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

あきそら

2021年09月23日 | 古民家
 うっすら青い空に・・・白い雲がサラリ・・・
紅色からさくら色に染まる満天に・・・チリリと針で刺したような穴がまばゆく光り・・・
藍から群青に染まる頃には・・・秋の風も体を包み込む・・・。

山の稜線が切り絵のように分かれると・・・
影絵の景色があちらこちらで姿を映して・・・
茅葺の屋根が美しく気高く感じられ・・・なんでもない電柱やポストも・・・
秋空を背景に・・・さみしく見えていそうで、どこか誇らしげで・・・。

摩天楼が美しいのは・・・一瞬の夢のような姿を見ているから・・・
小さな頃から瞼に映っていた山や川を見て、美しいと思えていたのは・・・
今までも、これからも変わることの無い姿を見ているから・・・
季節の変わり目は・・・自然のアートが花咲く時・・・
お互いに様変わりする人の暮らしが・・・今ではその変わり目もおとなしく鳴りを潜めてしまっていても・・・
いつも同じ景色と思い、見上げる空は・・・小さな変化を楽しんでいます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする