暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

耳を傾けて

2021年09月10日 | 古民家
 サワサワと流れに足をさらせば・・・風が髪に舞い、体が浮かんで・・・
つま先から・・・頭の先までヒリヒリと、時間が駆け抜けていく・・・
月の灯りに目を奪われると・・・虫たちの声が耳を掛け抜けて・・・
指先がフワフワと、踊りだす・・・。

身をゆだねる自然が身近にある幸せを体で感じるには・・・
豊かな自然が必要で・・・
暮らしの中にも、体で感じる豊かな時間が必要になってくる・・・。

川や森・・・海が大切なのは知っていても・・・
それ以上に必要なのは・・・人との関わりで・・・
あきれるくらい長い時間を過ごして守ってきた場所は・・・
人の暮らしの中で造られ・残して・つながれて来た時間・・・
その自然との調和の中に、人と自然の奏でる音が・・・
人の心も・・・暮らしも、育てられて来たんだと思う・・・。
削られた自然を取り戻す暮らしが・・・
遠い記憶の片隅に、残っているような気がします。




コメント
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