どこまでが大切で・・・どこまでが大切では無いのか・・・
膝っ小僧が擦りむけて・・・肘の辺りが薄くなって・・・
襟や袖が・・・ホロホロと慌ただしくなって来ても・・・
あて布をして・・・ほつれた場所を縫い直して・・・
大切に守り続ける習慣がありました・・・。
解体された建物を見ると・・・木材だけではなく・・・
プラスチックに金属・・・得体のしれない外壁材に、ビニールシートの貼られた壁材がガラガラと積み上げられている・・・
木材に似た樹脂に・・・漆喰に似たビニールの壁紙・・・
古くなれば目も当てられず・・・大切に守れなくなって手に負えない・・・。
ゴミがお金になる時もある世の中で・・・
その価値を決めるのは人の考え方次第・・・
一喜一憂する中で・・・変わらないのは、自然が生んでくれたもの・・・
大切に扱える時間が長いほど・・・手になじんで、世代を超えて守られて行きます・・・。
生み出し続ける時間よりも・・・生まれたモノを守る時間を大切にしたいと思います。