暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

斬新

2021年09月08日 | 古民家
 追えば追うほど逃げていく・・・逃げれば逃げるほど追いかけて来る・・・
逃げ水のように・・・影のように・・・
本当に必要な時に、傍に寄り添ってはくれない・・・
わがままな言葉に、手前勝手な想いは・・・どれだけ時間が過ぎても同じように訪れる・・・。

終わらない夏が訪れても・・・経験していない記憶は、言葉や写真では埋められなくて・・・
変わらない季節が毎年繰り返されても・・・そこに立つ人は想いを手にすることは出来ないのかも知れない・・・。
消えてしまいそうな古い街道や宿場町に人は訪れて・・・
古民家の中に入って・・・古き良き時代に立ったとしても・・・
人の暮らしは感じられず・・・建物を守る人も、少しづつ失われてしまう・・・。

文化が色を変え・・・何度も繰り返す出で立ちは・・・
古い洋服がアレンジして生まれ変わり・・・昔のようで、古くはない姿・・・
経験のない暮らしは新しいセンスで蘇るのかも・・・
古民家を生かした姿は・・・カフェやパン屋・・・雑貨屋に事務所・・・
昭和の建物でさえ、新しく斬新なモノとして生まれ変わって来ている・・・
逃げているのは、その時代を知る世代で・・・追いかけるのは経験のないつわもの達・・・
まだまだ捨てたもんじゃあない・・・そう思うほうが面白いのかも。



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