暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

採れたて

2021年08月24日 | 古民家
 ミカンの酸っぱさに・・・梨のゴリゴリした触感・・・
バナナを高級品だと思えるほど年齢は重ねていないけれど・・・
パイナップルや桃が・・・食卓に並ぶ機会は少なくて・・・
デラウェアの甘みと酸っぱさから・・・巨峰の食べ応えと甘さに感動を覚えた時から考えても・・・
自然の柿やイチジクを、おいしそうに食べていた子供のころから比べて・・・
暮らしの豊かさに幸せを感じながら・・・とても贅沢な後ろめたさも感じてしまう・・・。

小さな花を見つけては・・・口にくわえて、小さく些細な甘さを感じて・・・
得体のしれない茎を、アニアニ噛みながら・・・ほのかな酸っぱさで遊んで・・・
子供の遊びの中に・・・自然の恵みを頂くとは言いすぎでも・・・
たくさんの頂き物で・・・毎日があふれていました・・・。

地元の野菜やお米で暮らしていた頃・・・季節ごとのおいしさは頂けても・・・
一風変わった食べ物は、特別な時にだけお目見えして・・・同じ時期には同じように育つ作物を・・・
毎日回飽きもせず食卓に並べてしまう・・・
日本全国の食べ物が手に入る今を・・・幸せに思うのかもしれないけど・・・
地元でしか口に入らない食べ物を・・・贅沢だと思えるのは・・・
飽食の時代を経験したからなのかも知れません・・・。
大して甘い柿でなくても、採れたてを口にする幸せを感じていたいと思います。


コメント (2)
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