暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

居場所

2021年08月20日 | 古民家
 普段はそんなに気にも留めないけれど・・・
転がる車で・・・滑る自転車で・・・テレテレお散歩で・・・
見かける神社やお寺の多さに気付きます・・・。
道端で・・・田んぼの畔で・・・だられかのお家の端っこで・・・
静かにこちらを見つめるお地蔵さんとは、何度もにらめっこしています・・・。

守られる、救われる・・・心のより所として居場所を造り始めて・・・
たくさんの言葉や出来事が重なり・・・伝えられて、地域を守る居場所になってきたのは・・・
人が何かにすがる、自然に救いを求める姿が・・・
昔も今も変わらないと思うのに・・・
すがるような立ち姿と・・・求めるような佇まいが、古ぼけてしまい・・・
あちらこちらで消えそうになると・・・
地域を守る力が、とても弱くなっているような気がします・・・。

苔むした階段に、おメメもはっきりしない丸顔は・・・
誰がそこに置いたのか解らないくらい遠い昔・・・
人を繋いで・・・暮らしを紡ぐ大切な居場所を守る・・・
力なく、カラカラと笑う音が聞こえてきます。
コメント
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