暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おねだり

2021年08月11日 | 古民家
 つま先立ちでツンツンと・・・遠くまで見通せる背丈のあこがれは・・・
懐かしい町をパタリと歩けば・・・景色の低さと道幅の狭さに、窮屈さを感じる・・・

遠くへ運ぶ広い道路と・・・綺麗なトンネルは・・・
見知らぬ場所に、たくさんの人や物を運んでも・・・
町の景色も・・・そこに暮らす人も変えてしまい・・・
何が大切だったのかも・・・忘れさせてしまいます・・・。

不便に立ち向かうエネルギーくらいは抱えて、日々の暮らしを受け入れなければ・・・
暮らしの中にさえ、楽しみを生み出す事は出来ない・・・と、誰かが語っていた・・・。
古民家の暮らしがそのもので・・・
スイッチ片手に毎日が流れる暮らし程・・・記憶に残らない日々は、とてもむなしいような気がする・・・。
無い物ねだりを繰り返す毎日よりも・・・無いものを生み出す喜びを感じる毎日でありたいと思う。




コメント
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