暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

語る

2021年08月10日 | 古民家
 生まれ育った町が無くなる感覚を知る世代は少なくなって・・・
育まれた、学びの場所が消えてしまう現実を知る子供は増えて・・・
知らぬ間に変わってしまう子供の頃の景色は・・・
いつまで残り・・・次に出会う時には、どんな顔で会えば良いのか・・・。

若くして伝統技術を継ぐ方に出会うと、自分も誇らしい気持ちになり・・・
相手にしてみれば迷惑な話で・・・相手の手柄をまるで自分のように話してしまう・・・。
カサカサと片耳で聞き覚えた話を・・・よそ様に語れば、日本の伝統はまんざらでもないと思ってもらえるかも・・・
そんな淡い期待を持って口をとがらせても・・・現実は、高価で普段使いとも限らない伝統文化は・・・
簡単に受け入れられるほど簡単でも無く・・・時代の流れが速すぎます・・・。

人とは違う考え方を良しとはしないお国柄でも・・・新しモノ好きは誰もが一緒で・・・
長く続いた暮らし向きは変えられてしまったけれど・・・
古い暮らしを知らない世代が・・・知る事の無かった文化を斬新だと感じて・・・
いやがおうでも知っていた世代は、懐かしいと思い改め・・・
見直される文化は、息を吹き返す・・・。
うんざりする社会に手を差し伸べているのかは解りませんが・・・
何かを変える・・・きっかけにはなるような気がします。
コメント
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