暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

変わる季節

2021年08月09日 | 古民家
 ヒラリと風が舞う中・・・木々がざわめき落ち葉が揺れると・・・
秋でもないのに悲しくて・・・
ヒリヒリ、夏の上り坂も、ずいぶん終わりを迎えたのだろうかと・・・
額に汗して空を仰ぐ・・・。

黄金色に光る広がりは・・・もう何度か朝晩を過ごす時間が必要なのに・・・
気が付けば・・・夕暮れの橙色がやさしく目に入る季節になりそうで・・・
強い雨も・・・幾度も繰り返す台風の数も、いつの間にか多くなって・・・
自然相手の暮らしでは、ジリジリと考える回数も増えて行きます・・・。

自然に撒かれたモノを、余す事無く頂く文化があちらこちらに、伝統として残されて来たのに・・・
引き継がれる時間も・・・大切に思う心も失われてしまい・・・
元には戻せない暮しに・・・ずいぶんと時が流れて・・・
野蛮な伝統と、悪しき文化と誰かが決めつけ・・・
片寄った中に社会が築かれて行けば・・・
古民家の暮らしに残されているような個性は・・・いつの間にか歴史になってしまいます・・・。
目を閉じれば、今を生きる人の中に残る景色となるような・・・
大切な住まい方があるような気がします。


コメント
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