暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

銭湯

2021年07月27日 | 古民家
 ずいぶんと銭湯には足を運ばなくて・・・
最近は、立ち寄り湯へも顔を出さず・・・
暑さもなかなか迫り始めると、お湯につかるのもしんどくなってしまい・・・
銭湯の脱衣所で交わされる喧騒も・・・遠い昔の記憶になってしまう・・・。

銭湯の宮造り様式が勢いを持っていたのは・・・昭和の頃で、
関東大震災後の東京に限られた、唐破風が見事な銭湯のようですが・・・
子共の頃も、今でも・・・銭湯と言えば、古民家の様相を持つ立派な建物で・・・
キチキチの狭い湯船に、小さな子供が2人笑顔で入っているだけでも・・・
内風呂が楽しかった頃は・・・
銭湯の暖簾をくぐった先が・・・夢のような空間だったように思う・・・。

賑わいの町が、いつしか人もまばらになると・・・
古民家の商家や町屋は消えて行くもので・・・
それを数十年かけてにぎわいの街に戻して来た場所があり・・・
世代が変わってもその想いが消えない人造り・・・
どうしてその町を残し繋げないといけないのか、歴史の大切さを伝え残す・・・
正解の無い・・・地域のみんなで造り上げる取り組みです・・・。
古民家を残す事は、その取り組み中の一つで理由付けだけど・・・
欠かせない大切なランドマークだと思う・・・。
みんなの憩いの場だった銭湯は・・・そんな居場所として、とても似合っています。
コメント (2)
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