暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

見えなくなる

2021年07月24日 | 古民家
 廻りの山に川・・・海からの頂きもので、鉄を造ったり・・・
ゴムを造ったり・・・プラスチックを造ったり・・・
上手く素材を組み合わせて、自然の世界が生み出せないモノをこしらえます・・・。
でも、何で出来ているのか解っているのに・・・
木材を造る事は出来なくて・・・石を造る事も上手には出来ません・・・。

長い時間を掛けて地球が生み出して来た自然は・・・
人が手を出してはいけない場所があるような気がして・・・
似せたモノは探せても・・・見えない所に、境界線はあるみたい・・・。

ムチムチした土は、こねてまとめて火を入れて・・・
稲藁や葦・・・麦藁は、おひさまが程よく乾かして・・・
大きく育った木は・・・育った力を生かして適材適所に・・・
自然には生まれてこないモノで囲まれた暮らしは、どこかで境界線を越えているのかも・・・
自然から見つけた小さな可能性を・・・人が大きく育て・・・
多くの人の助けにもなっているのですが・・・・・・
大きな力に、小さな力をうやまいながら・・・暮らしを残す伝統が引き継がれなくなって・・・
見えているようで見えなくなってしまったような気がします。

コメント
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