暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

歩み寄る

2021年07月11日 | 古民家
 ほろ酔い顔のように、鼻と頬を赤く染めて・・・
絵に描いた白い雲と青い海に・・・その姿はとても良く似合う・・・。
海パン姿に・・・つばの広がる麦わら帽子・・・
淡い恋心などたいして感じなかった夏の海でも・・・
チリチリに火照った体を・・・湯船に沈める勇気と・・・
石鹸で泡立てたタオルを体に付ける恐ろしさは・・・すぐに思い出されてしまう・・・。

豊かな海に・・・魚が泳ぐ姿を当たり前のように思っていたのに・・・
波打ち際は色とりどりに溢れかえり・・・
海の中では・・・目に見えない小ささで、自然をむしばんでいるらしい・・・。

普段見掛ける様子の無い・・・森の中も・・・
普段潜る必要の無い・・・海の中も・・・
自分達の暮らしが変えてしまう自然は・・・目に見えない所で、あっさりと、無いごとも無かったように変化しています・・・。
江戸時代の海岸はどんな様子だったのか・・・
昭和の初めの海岸は・・・どんなに風に変わって来たのだろうか・・・?
山も海も・・・田んぼの様子も・・・多くの人が目にする事無く、失われて来ています・・・。
伝統文化も同じ道をたどっているように・・・自分達が歩み寄らないといけない場所が沢山あると思います。

コメント (1)
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