暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お迎え

2021年06月24日 | 古民家
 キラキラと目に入る若い稲穂と、タップリと張られた水面を見ると・・・
今年も変わらず夏が来ると・・・空を仰ぐ入道雲の大きさも、子供の頃とは変わらないような気がして・・・
少しづつ体に張り付く風にも季節の変化を感じながら・・・
小さな頃とはずいぶん違って来た、押しつぶされそうな夏に・・・違和感を感じてしまう・・・。

素足で走る、砂の熱さを感じた人は多くても・・・
無垢の杉板の上をバタバタと走った記憶のある人は、そろそろ還暦も過ぎている頃だろう・・・。(個人的な見解です。)
張り合わせの床材が、太陽の熱をタップリ吸い込めば・・・
チリチリに熱く・・・熱したフライパンのようで・・・
杉やモミの木の柔らかい木は、繊維の中に含まれた空気が熱を上手に逃がしてくれて・・・
おひさまのやさしい温かさにしてくれます・・・。

自然の素材は・・・時に暴れて、曲がって・・・気にしてあげないとそっぽを向いてしまうのですが・・・
丁寧に向かい合えば、ずっと長く暮らしを支えてくれる大切な家族になってくれます・・・。
自然任せの暮らしで苦労をして来た時代もあって・・・
自然をないがしろにして、苦労している時代もあって・・・
いろいろ経験して・・・さぁ・・これからどうするか・・・・
本気で考えないといけない時が、迎えに来ているような気がします。




コメント
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