暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

責任

2021年06月22日 | 古民家
軽自動車がようやく通るくらいの、細い側溝の有る狭い道・・・
家の前で遊んでいると・・・たまに車が通って、縄跳びも缶蹴り達も・・・
ワラワラと家の軒に入り、そこまでスピードも出ない、小さな乗り物を目で追いかけて・・・
またすぐに、遊びは始まる・・・。

紙のような扉に・・・ビー玉のように歪んだ窓ガラス・・・
薄っぺらなビニールシートに座っているのに、なんだか誇らしげに、流れる景色を見ている・・・。
安全性も、快適装備も素晴らしい今の車から・・・未来の乗り物と思っていた自動運転や、電気自動車が目の前を走っているのを見ていると・・・
それなりに快適になった住まいも、車のように進化して・・・スマホ1つで電気もエアコンも動き始め・・・
帰るとお風呂も沸いて、ご飯まで用意出来ている・・・・・
小説や漫画の世界が現実になっているんだなぁと思う・・・。

それでもなんだか寂しのは・・・綺麗すぎて、整いすぎて・・・
人の手が入った、やさしい部分が見えなくなっている所・・・
今見ればゴーカートだろうかと思える量産された車でも・・・人の手が入り、技術屋が仕上げた誇りが見えました・・・。
住い造りでは・・・沢山関わる職人の、誇りと手仕事が見えました・・・。
洋服でも、ゲームでも、モノを生み出すには、造り手のこだわりがあって・・・
それは今でも変わらないけれど・・・・~職人と言われる人が、社会に少なくなって・・・
住い造りも・・・いずれ壊されゴミになる建物が当たり前のように建ち並んでいます・・・。
造る側・・・使う側が最後まで責任を持てるモノづくりであってほしいと思います。

コメント
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