暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

精進

2021年06月14日 | 古民家
 農業で使う鍬は、デザインされた道具だったのだろうか・・・?
鎌も・・・お釜も、使う人が使い易いように・・・
効率良く仕事が出来るように形が作られたのだと思う・・・。
大工さんの鋸も、鉋も・・・道具は自分で造るモノで・・・
刃物は鍛冶屋さんが造っても、柄の部分やカンナの台は・・・自分で工夫して造っていたようです・・・。

デザインがもてはやされ始めたのは・・・暮らしの余裕が出来たから・・・
商売として、魅力的な商品で無ければいけかないから・・・
暮らしに豊かさを求める事が、悪ではないけれど・・・
環境に影響があったり・・・暮らしにゆがみが出るようでは・・・
本来の意味が無くなってしまっているように思う・・・。

古民家はシンプルな暮らし・・・
毎日が、必死に生きる為の暮らしで・・・余裕は無かったのかも知れません・・・。
少し贅沢で・・・少しつつましく・・・
都合のいい程よい暮らしが続けられるのが、今は望まれているのかも・・・。
それには、何でも器用に出来る・・・スーパーおじいちゃんやおばあちゃんが頼りです・・・。
未来のスーパーおじいちゃんになれるよう、日々精進です。

コメント
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