暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

大きな声で

2021年06月01日 | 古民家
 お家と学校と・・・近所の公園が世界のすべてだった・・・。
もう少し大きくなると・・・少し遠くの友達のお家や・・・
もう少し遠くの川だったり・・・隣町だったり・・・。
体の成長と同じように・・・心の中にいろんな出来事が増えて行く・・・。

お父さんにお母さん・・・おじいちゃんとおばあちゃんの世界を受け取って・・・
お兄ちゃんやお姉ちゃん・・・妹に弟からは、不思議な感情を覚えて・・・
友達や先輩と後輩からは・・・家族以外の楽しさもつらさも受け取って・・・
でも、それは狭い町の中の出来事で・・・繰り返されて来た繋がりが、この先も続くと思っていたのだけれど・・・
思ったよりも世界が近くなると・・・想像を超える毎日で溢れてしまい・・・
追いつかなかったり・・・勘違いして見たりする繰り返しに疲れてしまったような気がする・・・。

伝統工法は狭い世界で・・・ややもすると、おごりや慢心してしまうそうで・・・
家を継ぐ前に、外へ修行に出て・・・全く違う職業を経験してみたりと・・・
自分を磨くそうですから・・・伝統工芸が華やかだった頃とは違い・・・
突き詰めるだけで良かった伝統も・・・常に変化が必要です・・・。
古民家の良さはたくさんあっても・・・変化しなければいけない部分はたくさんあって・・・
でも、狭い世界の良さは人を魅了して・・・子供の頃のように自由奔放にはいかないけれど・・・。
好きな事を大きな声で叫ぶのは、気持ちの良いものだろうと思う。

コメント
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