暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

あこがれ

2021年05月13日 | 古民家
 朝も、たいして早い時間でも無いけれど・・・ゆっくりでも無く・・・。
何かの用事で駅に向かう時などに出会う、デコボコした短い人の列・・・
黄色い帽子に・・・赤いランドセル、大きな体にアンバランスな黒いランドセルも並んで・・・
集団登校は、今でも定番なのか・・・ムスリとした顔もいれば・・・
キラリとはしゃぐ顔もいる・・・。

近所のお姉さんやお兄さんにあこがれや、恋心を持つ淡い経験は今でもあるのだろうか・・・?
面倒見の良いお姉さんが大人に見えて・・・大人になれば、大して歳の差が無いのに・・・
一歩先を歩く姿は・・・子供の目に眩しく映っていたと思う・・・。

大人が大人らしく・・・子供が子供らしい暮らしだったと思うのは・・・
お手本となるのが大人であり・・・年長者で・・・
近所のおじいさんも・・・お姉さんも、過ごして来た時間だけ経験を重ね・・・
失敗もしながら身にまとった事を・・・次の世代に残して来ました・・・。
体で覚える時間も無く・・・手間暇を惜しみながら成長する姿は・・・
子供にも魅力的に映らないのかも知れません・・・。
古民家の魅力は・・・そんな時間を掛け、身に着けて来た知恵と経験が映る姿に、見せられるんだろうと思います。

コメント
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