暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ビーサン

2021年05月08日 | 古民家
 ペッタラペッタラと音をたて・・・
空気が揺れる砂の上でも・・・景色の歪むアスファルトの上でも・・・
お構いなく闊歩出来る優れもの・・・
たまに履けば・・・親指との付け根が赤く擦り剝け・・・
絆創膏に頼りがちで・・・
それでも夏には、いつもお供のビーチサンダル・・・
今年もそろそろお世話になる季節です・・・。

足袋に草履に雪駄・・・下駄も含めて、最近ではあまり見かけなく・・・
下駄屋さんが廃業するお話もチラホラ聞いています・・・。
着物にブーツを履いた文明開化の時代があれば・・・
洋服に下駄を履いた姿もオツなもので・・・和洋折衷の粋な姿となる・・・。

瓦屋根にタイル張りの外壁・・・洋風下見に飾り窓・・・
文化の違いや・・・生まれも育ちも違うモノを組み合わせ・・・
時代を造って来た歴史の強さを、今に残す古民家の良さは・・・
色褪せる事無く・・・いつの時代でも光り輝いています・・・。
時代は繰り返すと言ったもので・・・懐かしモノが行ったり来たりと動いているのも・・・
新しい事に飽きて、目新しい物を探し続ける人の性かと思えば・・・
本当の良さを知るいい機会と・・・
あちらこちらでうんちくを垂れる、ニヤケ顔がビーチサンダルを履いて・・・
古い街道を、ペッタラと歩いています。
コメント
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