暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

続かない

2021年04月25日 | 古民家
 ドロドロと、墨絵のような雲が浮かんでいる空は・・・
鬼か悪魔が姿を見せそうで・・・。
ついさっきまで晴れてたかと思えば・・・ドサンと雨粒が頭に当たる夕立・・・
暑さ寒さも・・・自然のやり取りは、意外と効率よく廻っているのだと思う・・・。

・・・山や川、海の近くに人は暮らしを求めて・・小さな集落が広がり・・・
どうしてこんな山奥の不便な場所に、人は暮らしを築いたのだろう・・・。
何故、崖の上の高い場所に住まいを求めたのだろう・・・。
そこで生まれて育ち・・・また繰り返し生きる為の時間を過ごして行きます・・・。

新しい街が生まれると・・・数十年、色めき立つ生活が流れても・・・
昔のように、土地に生きるのでは無く・・・足跡が少し残るだけで・・・
巣立つように、子供は別の場所に住まいを求めしまい・・・
にぎやかだった暮らしは、いつまでも続かず・・・残り火のように儚く消えて行くしかなく・・・
歴史ある場所が忘れ去られてしまう・・・。
そんな場所が・・・そこかしこに生まれる街造りに、寂しさを感じます。



コメント
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