暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

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2021年04月15日 | 古民家
 楽しく幸せな時間は、ずっと続く方がうれしけれど・・・
脆く儚いモノにあこがれる心持は強くて・・・
永遠と向き合える強さは・・・人が暮らしている時間の中では、手に入らなくても良いモノなのかも知れません・・・。
失敗の無い世界は無くて・・・伝統を生きる人も、一生勉強と言われるほどいつまでも先を見て・・・
自分が完璧になるのでは無く・・・未来に繋げる永遠の営みが大切なことを、感じ取っているような気がします・・・。

古民家で使われる素材は自然を手に入れて造り・・・
長い年月の中で、いずれ朽ち果て・・・自然に帰ります・・・。
あれやこれやと手を入れないと・・・人が何とか暮らす住まいには使えなくて・・・
時間と手間ばかり掛けてしまえば、誰もが使える代物では無くなり・・・
手を抜いてしまえば・・・あっという間に朽ち果ててしまう・・・。
いい塩梅の暮らしもままならなく・・・古民家が良いのか・・・
手間いらずでお金のかかる現代風が良いのか・・・?
いつまでも答えは出ないまま・・・。

持続可能な開発目標と言いながらも・・・すべて自然任せで暮らせる訳も無く・・・
古民家、古民家と言いながら・・・囲炉裏に茅葺お屋根が、みんなの住まいになる訳も無く・・・。
1億ン千人の人達が、みんなシェア出来る住まいを造るのか・・・
地域の人達で守れる小さな暮らしが・・・そこかしこにあるのか・・・?
パラパラ・・・と儚く散る暮らしでは無く・・・
長くつながる樹形図のように・・・未来の地図が描ければ良いと思います。




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