暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

必死で

2021年04月12日 | 古民家
 自由気ままにツラツラと生きる動物達が・・・自由なのかと言えば・・・
いろんな縛りの中に暮らしがあって、必死で生き方を見つけて来ました・・・。
玄関先の手が届きそうな場所に、ツバメが造る住まいは・・・
天敵から身を守る場所を探し回って見つけた・・・一番理想的な住処・・・
小さな魚が、目をまわすほどたくさんで泳ぎ回るのは・・・体を大きく見せたいからなのか・・・
数が多ければ、狙いにくくなるからなのか・・・?

3匹の子豚の住まいを狙うのはオオカミで・・・
今、住いを襲う怖い相手は、地震に火事・・・台風です・・・。
住いの造りを工夫してレンガの家を建てても・・・自然の川の造りを変えてみても・・・
結局のところ、自然と共存出来ない人の暮らしは・・・ままならないのだろうと思います・・・。

科学や文明は、人の暮らしに平和で安心出来る時間を与えてくれたと思いますが・・・
その分、自然の育つ方向を変えてしまい・・・人の暮らしは、走り続けないと廻らないようになってしまいました・・・。
自分の暮らす場所に見えない線を引いて・・・
それぞれの暮らしを守って来たものが・・・小さく積み重ねられた変化で、ちぎれてしまい・・・
必死で見つけて来た生き方を、もう一度見つけないといけない・・・
そんな環境になってしまったような気がします。






コメント
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