暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

守る意味

2021年03月29日 | 古民家
 タダでも貰い手の無い住まいがある・・・
0円でも、行き場の無い田畑に山林がある・・・。
豊かな森や山里を切り崩して細かな区画に分けて、小さな住まいが並べられて・・・。
空き家が増えても新しい街が作られて・・・動物や自然の住処を消して行きます・・・。

車を買うように・・・住まいが売れて・・・
親の建てた住まいに、子供が住まなくなる状況では・・・
100年住み継がれる造りの住まいを建てても・・・そこには廃墟が残るだけなのでしょうか・・・?
人が住み継ぐにふさわしい造りの、伝統的な建物であれば・・・そこに住む人はどこかの誰かで良いと思います・・・。
人に優しい木材や土・漆喰を使った・・・環境にも優しい造りであれば、日々のお手入れが少しあったとしても・・・
定期的に大きな改修が必要では無く・・・暮らしの安らぎも心の余裕も生まれると思います・・・。

左官壁に・・・無垢の床・・・瓦屋根に障子や襖の建具・・・。
木造の和風建築に違和感を持つ方も多いと思いますが・・・。
くみ取りトイレに、五右衛門風呂・・・薪でお湯を沸かす生活になる訳ではありません・・・。
気候風土に合った環境で暮らす事が・・・地域の暮らしを支え、環境を守る力になると言う意味を・・・
多くの方に知ってほしいと思います。

コメント
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