暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

創られたもの

2021年03月27日 | 古民家
 自然にあるモノを使って暮らしているのは・・・鳥や魚だけでなく・・・
人も自然の中では・・・同じように、洞穴を見つけ・・・
木や葉っぱを使って雨風をしのいで・・・
石や土を加工して、道具や住まい造りに役立てて来ました・・・。

木は腐り・・・土は乾燥してカサカサと自然に返りますが・・・
人が作り出したものは・・・カタチを変えながらいつまでも厄介者で、目に見えないほど小さくなっても・・・
自然の環境や生き物に影響を与え、元気な自然に返るには・・・長い年月が必要になります・・・。

住いの外壁を、木の板張りにすると・・・すぐに痛む、汚れる、割れる、火事が怖いなどと思われていますが・・・
板の張り方によっては、30年以上手直ししなくても暮らしに影響は無く・・・
窓を開け放っての健康的な暮らしをしているなら、土壁・漆喰壁も・・・
衰える事無く、しっかり家族を守ってくれます・・・。
自然の流れの中で、すべてがいつかは力尽きるものでも・・・
人の作った時間の流れが一番短く・・・自然に任せる方がフラフラと、意外にしぶといものです・・・。
天が創ったものに・・・少し暮らしを委ねてもいいのかもしれません。



コメント
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