暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お手玉

2021年03月22日 | 古民家
 サラサラと、花柄や藍の淡い色・・・いろんな模様で色鮮やかに舞いながら・・・
柔らかな歌と・・・やさしい声に心を躍らせながら、お手玉は器用に飛び回る・・・。
あやとりもゴム飛びも・・・メンコもおはじきも・・・
広場で遊ぶ子供の姿を見る事は無いけれど・・・
物が無い時代に育った遊びには・・・日本の伝統が残っています・・・。

伝統文化が昔のままの姿で残るのは難しく・・・
次第に色褪せ・・・守る世代も少なくなれば・・・
時間と共に、泡のようにはじけ飛んでしまいます・・・。
娯楽は進化して・・・祈りは祭りごととして伝わり、技は地域に残されて来たけれど・・・
それさえも・・・伝え残して行くには厳しい環境になっています・・・。

姿形・・・国や育った環境で偏見を持つ事の無いように・・・
意味深な祭りや・・・残酷な習慣はあるけれど・・・
その場所では、立派な伝統として残り・・・
先人より受け継いで来た誇るべき文化はあります・・・。
日本の伝統も・・・細かすぎる意味の解らない仕草でも・・・
廻りを見渡せばフラッと気付く・・・そんな時間が誰にも訪れることでしょう・・・。
古着を紡いだお手玉の、音や重さを手の平で感じれば・・・時間を超えた伝統が目に浮かぶかも知れません。






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