暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

夢物語

2021年03月15日 | 古民家
赤ら顔で鼻が高い外人さんを・・・山に住む天狗として物語を造り・・・
伝説や昔話しを残す人達が居ました・・・。
暮らしの世界が狭く、僅かだったのであれば・・・外から聞こえる声は・・・
すべてがワクワク、ドキドキと・・・変わらぬ毎日に潤いがあったのだと思います・・・。

グルンと時代が廻り・・・自分達の子供の頃のお話しは・・・
自分の子供や孫には・・・目新しい世界になって・・・
古臭い洋服も色使いも・・・初めて知る異世界の経験になります・・・。
文化の繋がりに・・・積み重ねは必要ですが、途切れた文化はその先に・・・
思いもよらない新しい時代が流れるのかも知れません・・・。
古民家の暮らしが・・・この先新しい文化となる事は無くても・・・
ずいぶん先の暮らしを助ける、何かのきっかけにはなるかも知れません・・・。

教育や知識・・・たくさんの情報が手に入り・・・
人の考える事すべてが手に入るような時代になっても・・・
自然の力を手に入れるには非力で・・・
自然が無ければ暮らしは成り立たない・・・思うようには行かない部分はあって・・・
計算や理屈でまかり通らない・・・感情で動いてしまう心はどうしようも無いような気がします・・・。
伝説や昔話は、子供の感覚だけでは無く・・・いくつになっても思い描き、人の曖昧な心が生む、夢物語な感情なんだと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする