暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

変わらないもの

2021年03月05日 | 古民家
 うすぼんやりと見上げるお月さまが、寂しく空に映る時・・・
白に黄色にピンク色・・・
子供の頃に見たお月さまと・・・カタチは変わらないと思うのに・・・
キラキラと、泣いたり笑ったり・・・そんなに表情豊かだとは思っていなかった・・・。 
地球が変わったのか・・・人が変えてしまったのかは解らないけれど・・・
小さい頃から、静かに何かが変化して・・・身のまわりの世界にも・・・
トツトツと・・・忍び寄っているのかも知れない・・・。
シャッター通りに・・・朽ちて行く古家・・・
空き家が増えた分だけ・・・小柄な住いは建ち並び・・・
少子化に高齢化・・・人が少なくななるのに、箱モノはたくさん撒かれて・・・
日本の伝統的な文化が受け継がれないように・・・
家族が繋いで来た時間も・・・断ち切られるように失われて行きます・・・。

一子相伝・・・仕事は見て盗め・・・
古い時代の伝統的な技術が残してこれなかった、当時の事情も沢山あるように・・・
致し方ない技術の損失はあっても・・・
古民家の伝統工法が・・・日本の気候にも環境にも合っているのは、歴史が証明して来ました・・・。
一部の既得権を持つ人達や・・・一歩下がれない頑固な人達・・・
多くの意見に潰されてしまっている風潮・・・。(あくまでも個人的な見解です。)
本当に良いものほど・・・ぼんやりと映る月のように解りづらく・・・
いつまでも変わらない確かなものなんだろうと思います。


コメント
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