暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

木造建築

2021年03月04日 | 古民家
 社寺建築と・・・民家では、建物の規模も、使う素材も・・・
掛ける手間暇にも大きな差があるけれど・・・
安心安全で・・・長い歴史を紡いで行ける造りであって・・・
自分の仕事に誇りを持って、恥ずかしくない仕事を残す考え方はどちらも変わらないと思う・・・。
最低限譲れないそんな考え方が、儲けに走る住まい作りになって・・・
日本建築の技術は廃れてしまった、と・・・言われるそうです・・・。

古い写真で・・・多くの人が着物をひるがえして・・・
お姉さんの頭は、日本髪が結ってあり・・・
色褪せた写真の背景は・・・木造建屋が並び・・・土埃舞いそうな地面には・・・
空の雲が映る水たまりもちらほら・・・・。
誰もが貧しく暮らしていても・・・埃っぽい子供の顔には、笑顔が広がっていました・・・。

何でもこなす、器用貧乏な人がもてはやされたり・・・
少し不器用な人が、のけ者にされてしまって・・・
変人が・・・個性的と、認められるようにもなり・・・
すべて古い考え方が・・・良い方向へに向かうのでもないけど・・・
その場限りの都合で組み立てる建物を・・・
終の棲家と言いながら・・・手間を掛ける時間を削って、30年もすると解体されてしまう建物よりも・・・
住み継がれる住まいに時間を掛けて・・・地域に残せる住まい造りをしてほしいと思います。


コメント
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