暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ややこしいもの

2021年01月21日 | 古民家
 人が足を踏み入れてはいけない世界があるようで・・・
どうして・・・?とか、何故・・・?と疑問思うけれど・・・
そこは古くからの教え・・・ずいぶんと長い間、変わらず守られ繋がれて来た教え・・・
同じように伝え続ける事で、すべてが丸く収まる世界もあるようです・・・。

住い造りの流れで・・・地鎮祭や上棟(棟上げ)などがあって・・・
土地の神様に祈り・・・工事の無事や、住まう人の幸せを祈願する行事も・・・
最近ではあまり見かけない場面もあります・・・。
間取りのプランでも・・・高島暦や風水・・・どこそこは方角が悪い、その色は運気を悪くなるなど・・
確かに、面倒な気もしますが・・・
気にし始めればややこしいものでも・・・なんだかやっぱりすがってしまう・・・。

木造建築でも、尺寸法を使わず・・・メーターモジュールを使う場面も多いようで・・・
時代に流され、進化しなければいけないのかも知れません・・・。
それでも・・・和室の落ち着いた寸法が、日本の侘び寂びの中から生まれ・・・
ストンと置かれた小さな佇まいが世界観を造っているのならば・・・
日本の住まいの基本は・・・そんな曖昧で、変わらない教えから来ていると思います・・・。
変化は受けながら・・・良さを生かす住まい造りでありたいと思います。
コメント
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