暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

万華鏡

2021年01月10日 | 古民家
 キラリ・・・温かくて眩しい冬のおひさまが、夏の太陽と違って見えるのは・・・
廻りの寒さや、粉っぽく乾燥している空気だけでは無いようで・・・
365日、毎日違う顔を見せてくれる自然は・・・雲も青空もおひさまも・・・
寒空のおほしさまも・・・
飽きる事の無い日々の移り変わりを見てほしいと・・・語りかけているような気がします・・・。

30年・・・40年・・・お米造りをしている農家のベテランでも・・・
まだ、40回しかお米を造った経験がありません・・・。
50年・・・宮大工としてお寺や神社の普請に携わった棟梁でも・・・直接関わった建物は、20棟にもならないと思います・・・。
手仕事で・・・同じものを、同じ精度で造り上げる事が出来る方が職人なんだろう・・・
だからこそ・・・常に初心を忘れず、一生修行と言われるのも解る気がします・・・。

流れる雲や・・・毎日見上げる空のように、毎日変化して・・・毎日違う・・・
自然を生かして生まれる暮らしは・・・毎日がドキドキ、変化に飛んだ日々が流れ・・・
退屈な日なんて無いくらい・・・。
快適で、心地よいと思う設備の整った空間の暮らし程・・・毎日が単調で平凡な世界・・・
無味無臭で無色透明な箱の生活に、人はストレスを感じるはず・・・。
365日・・・万華鏡のように、彩りある日々でいたいと思います。







コメント
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