暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

新しくて古い

2021年01月07日 | 古民家
 記憶も遠い昔の話し・・・木造校舎の少し急な階段をガシガシ駆けあがり・・・
割れてしまいそうな薄いガラスの扉を勢いよく開けて教室に入って行く・・・。
覚えている影は薄っすらと・・・消えてしまいそうな記憶の中に・・・
木造校舎の面影を思い出すのは、とても幸せな事なんだろうと思う・・・。

古い物が絶対ではないけれど・・・町にあった風景があるはずで・・・
奇妙にそこだけ真新しい、異物のような建物があると・・・
この町も新しく変わった・・・と思う人の言葉は間違いなく・・・
今までと変わらない風景は・・・時間が止まったようで、たぶん許せないんだと思う・・・。

変わらない良さに気付くのは、いろいろ経験して・・・多くの世界を知るほど・・・
その大切さを自分で見つけて・・・子供の頃からの記憶をもう一度拾い集めるのだろう・・・。
1mたらずの目線で見て来た世界を・・・1m80cmになった目線で、今何を想うのか・・・。
地域で生まれた伝統の文化も歴史も・・・消えては生まれて、育って行く・・・
この先同じような時間は戻らなくても・・・新しくて古い暮らしは残せると思う・・・。
経験して来た時間を大切に・・・暮らし方を変える時なんだ感じます。




コメント
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