暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

学び

2021年01月04日 | 古民家
 暑い夏の砂浜を・・・シャリシャリと裸足に砂を噛む心地よさを感じて・・・
ジュン、と温められた石の上を・・・川泳ぎから飛び出し、ペタリと足裏に温もりを感じて・・・
オタマジャクシやドジョウを探して、ヌプリと持ち上げる足と手が・・・田んぼの土の強さを感じて・・・。

目は口ほどに物言うらしいけれど・・・
手足は・・・目ほどにモノを感じ取れる気がする・・・。
スケールやレーザーでも測れ無い繊細な微調整は・・・指の腹でツルツルと撫でて感じ・・・
足の裏から伝わる、あいまいな感覚で・・・バランスや力を感じ取っている・・・。
継続や訓練で・・・人の感覚は研ぎ澄まされ・・・
忘れてしまった自然の感覚は・・・時間を掛けて育てる、伝統工法の技術で生かされています・・・。

赤ちゃんがいろんなものに触れ・・・口に入れて感じるように・・・
小さな頃・・・若い頃から実際に触れて感じる事で・・・
感性を持つ力も養われ・・・研ぎ澄まされる感覚なのだろうと思う・・・。
時間を掛けて身に着ける時間をもったいないと・・・横着する社会・・・
職人の技術は・・・すべてが積み重ねで築き上げられて来た世界です・・・。
最初は遊びのような行為でも・・・暮らしから学ぶ多くが、大切な教育だと思います。

コメント
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