暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

効率

2020年12月18日 | 古民家
 ひとりで黙々と、時を重ね手仕事をしている・・・。
職人の仕事は、孤独な自分と、地味なこだわりを積み重ねる繰り返し・・・
追及するのかしないのか・・・自分のさじ加減でどうにでもなると思えば・・・
少し偏屈な性格が宿り・・・とっつきにくい人柄になっても致し方無いのかも知れない・・・(あくまでも個人的な見解です。)

忖度にハラスメント・・・職人の世界も動きづらい世界になり・・・
伝統的な技術を次の世代に残す事にも、少なからず影響があるような気がします・・・。
効率を求める社会にする為に、小さなモノを大きなものに取り込む考え方・・・
手刻み・・・自然素材・・・徒弟制度・・・
職人の世界に効率を求めるのなら・・・それは日本の伝統を否定しているような気がします・・・。

他にない・・・地域性があって、人が暮らして来た普段の暮らしに美しさがあって・・・
その伝統や文化を色濃く残すのが、職人の世界・・・。
自然や移り行く時間の中から育てられて来た、その国の文化を大切にする心が薄らいでいるように・・・
古い考え方として・・・洗い流されようとしています・・・。
失ったものは元に戻らない時もありますが・・・
文化を愛する心は、そこかしこにフワフワと漂い・・・
どの時代も偏屈な人間はいるもので・・・・・
そんな一人に私はなりたい。
コメント
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