暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

守る

2020年12月17日 | 古民家
 新しいお家を建てて・・・どこか別の場所に暮らしを移そうと思った時・・・
海外では・・・今住んでいるお家を売りに出して・・・
移転先で住まいを買い求める・・・なんて感じ・・・?
賃貸の方も多いと思うのと・・・国によってもかなり違うようですが・・・
築30年は、まだ新しい建物で・・・100年ほどの戸建てやマンションも多いようです・・・。

以前から、日本は移築が当たり前のように行われていて・・・
戦後の高度経済成長・・・?戦後の政策・・・?などの理由で・・・
移築がめっきり減って・・・
建物をそのまま移動する・・・曳家・・・もほとんど見かけなくなりました・・・。
その理由は、新築の住まいが安いから・・・。
木材が高価で、住まい造りが出来るほど裕福な人が少ない時代・・・
今ある住まいを生かし・・・移築や曳家をして住み続けるほうが割安だったようです・・・。

良いモノは、手直ししながら一生大事に出来る・・・。
時計やバッグ・・・靴にカメラ・・・清水の舞台から飛び降りたつもりで買い求め・・・
一生大事に出来る、価値のあるモノと一緒にいられる喜びと・・・
自分の子供に受け継ぐ事が出来ればなおさら幸せを感じられると思います・・・。
それは住まいにも言える事・・・
今でも住まいは一生に一度あるかないかの買い物・・・この先大切に守り続けなければいけない宝物です・・・。
人を守り・・・家族を見守る大切な住まい・・・
次の世代に守り継げる・・・そんな住まいが、これからの暮らしには必要だと思います。

コメント
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