得体の知れない恐ろしい妖怪や・・・想像してしまう幽霊の存在・・・
帰り道に潜んでいる薄暗い雑木林に・・・街灯も無い暗闇・・・
町のあちらこちらには・・・子供が噂する、奇々怪々な物語がありました・・・。
絵空事のようにくだらない話題も無く・・・現実的なおしゃべりばかりではなんだかつまらない・・・。
ポンコツな部分や・・・度を越えたいたずらが、日常茶飯事の暮らしの中にも・・・
ある程度のルールはあって・・・そんな中に、否定したくても否定出来ない・・・
解っているけど、何故か怖くて気になる物語はたくさん生まれて来ました・・・。
茅葺屋根の自然の素材に囲まれた住まいに・・・土間があって、神様がお家に中にあって・・・
何事にも感謝をしながらの暮らしが・・・
目に見えないモノに敬意を持ち、習慣を育てていました・・・。
自然相手では、融通効かない暮しにもなりますが・・・
折り合いを付けながら工夫して・・・解っているのに、わざと知らないふりをして・・・
いろんなものに例えながら、ごまかしながら・・・暮らしを整えて来たのかもしれません・・・。
すべてが合理的で無駄のない暮らしよりも・・・
得体のしれない何かを楽しむ・・・そんな余裕とゆとりある暮らしが望まれているのかも知れません。