暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

落ち葉

2020年12月07日 | 古民家
 極彩色の山々も・・・町を彩る木々達も・・・
冬支度を仕舞いにワサワサと・・・夕日を染める落ち葉の歩道・・・。
北風に舞う落ち葉も・・・雨樋を詰まらせる厄介な落ち葉も・・・
遠く眺めるには、写真や絵には美しい姿を映しても・・・
粗末にされてしまう存在に・・・暮らしの変化を見てしまいます・・・。

一冬越せば・・・新芽が出て、また一つ年輪を刻みます・・・。
新築の木造住宅で使われる、柱の太さに成長するには、60年・・・
森で育ち・・・人の手が何度も入らなければ、良い木材には育ちません・・・。
お米と一緒で。作れば作るほど赤字になる・・・本当は日本を支えなければいけない産業・・・。
循環する自然と共存するには・・・どうしようもないくらいの単純作業に、受け継がれた技術を丁寧に受け渡す想いが必要です・・・。

大きなお屋敷に座る・・・100年もその場所を守って来た大きな木は・・・
主が居なくなると・・・一瞬で切り取られ、何事も無かったように箱が建ち並びます・・・。
受け継がれて来たモノを・・・丁寧に生かし、残して行かなければいけないコト・・・
輝く紅葉の姿を・・・生かせる町づくりが必要なんだと思います。



コメント
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