暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

みんなちがって

2020年12月02日 | 古民家
 クルリと空をひと回り・・・パサリと地面に届いて落ちる・・・。
少し削っては・・・細くして、太くして・・・
もっと薄くしてみても・・・厚くして見ても・・・
どこにでもある竹を使い・・・いろんな工夫を思い浮かべて、友達と競ってみる・・・。
戯れの中で生まれた遊びは・・・毎日変わり、大きく広がりその土地で進化を遂げる・・・。

竹トンボに・・・竹馬・・・弓矢に吹き矢・・・竹を材料に、いろんな遊びが生まれている・・・。
木を削って出来上がる想いは・・・仏像に始まり、こけしにクマの彫り物・・・
動物に植物、身のまわりに見るすべてが感情を表現する相手になりました・・・。
ブリキのおもちゃに、ソフトビニールの人形も愛嬌があって記憶の中に大きく残っている年代ですが・・・
子供の世界で広がりを見せる、自然と語り合う遊びに・・・ゴールは無くて・・・
いつまでも答えの無い伝統職人の世界と同じような気がします・・・。
(あくまでも個人的な見解です。)

自然素材を使って組み上げる古民家は・・・多少のルールはあっても・・・
基本なんでも有りな造り・・・
個々の考えで・・・地域の特徴で違いが生まれ・・・
時代によっても造りの変化があるので・・・どの時代に作られた建物か、そんな所でも判断できます・・・。
みんなちがってみんないい・・・この言葉が、本当は良く聞く言葉でした。
コメント
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