暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

煩わしさ

2020年11月28日 | 古民家
 年に数回あった家族総出の社員旅行に・・・自治会の集まりや、ご近所の顔を突き合わせた手作りの運動会・・・
身近な他人だけれど・・・多くの仲間が集い・・・
何かに付けて助けわなければ、豊かな暮らしとならないご近所付き合いが希薄で・・・
少しづつ本当の他人になってしまった地域の繋がりは・・・
多くの空き家も作り・・・暮らしの中に難民を育ててしまいました・・・。

季節ごとの催事は・・・心の安らぎだけで無く、人と人の繋がりを造り・・・
地域を豊かにする・・・自然に生まれて来た取り組みでした・・・。
山や川・・・公園や道・・・住まいの管理も地域全体で見守って来ました・・・。
今ではまとめ役となる人もまばらで・・・高齢化が進み、人も少なくなり・・・
活動が出来なくなっているようです・・・。

残された古民家を、活動の拠点として活用している場が増えているそうで・・・
土間や竈は、大勢をもてなす素材の煮炊きをし・・・大きな樹木が残す落ち葉は、堆肥や昆虫の住処となったり・・・
敷地内を流れる小川にはホタルが浮かんで・・・広い敷地は灯篭を並べ・鯉のぼりがはためき・・・
ホカリと暖かな日差しを浴びながらベンチでのんびりと一服・・・。
煩わしさが勝ってしまう社会は・・・余裕の無い生活が生んでしまった暮らしの流れ・・・
関わり合いが大切だと思う気持ちを・・・未来の子供達に気付いてもらえる暮らしが出来たらと思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする