暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

足の裏

2020年11月22日 | 古民家
 夏の砂浜をアチアチと歩く素足は・・・砂の感触を精一杯感じて、なかなか気持ち良いモノです・・・。
普段の暮らしを素足で過ごす事は少なく・・・
幼稚園や小学校の時間を、素足で校庭を遊びまわっている姿もたまに見かけますが・・・
小さな砂利が指の間で、存在感を主張したり・・・
暑くて冷たい・・・いろんな種類の河原の石の上を飛び跳ねたり・・・
スルりと・・・雑草の上を走り滑ったり・・・
手で触れるよりも感じる・・・足の裏の感覚は、たくさんの記憶を生んでくれます・・・。

地面の刺激が足の裏に伝わる暮らし・・・
足袋や地下足袋を足にする暮らしも少なくなり・・・
いやにキュッとする足の感覚に・・・新感覚を覚える人もいるかも知れません・・・。

情報は沢山あるのに・・・体で覚える情報は少なく・・・
頭でっかちな情報が多くて・・・ジワジワ感じる速度はお気に召さないのかも・・・
子供の頃から経験する環境はとても大切と言われながら・・・
住いで育む暮らしは、とても寂しい時間になっているような気がします・・・。
体を育てる暮らし方・・・古民家はそんな学びの場・・・だと思います。

コメント
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