暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

写真と絵

2020年11月15日 | 古民家
 カチリと切り取った時間を写す写真・・・どんなに達者な水彩画も油絵も・・・
実物の切り取りを見せられては疑いようも無く・・・
文化的価値や芸術として、称賛されはしても・・・
感情や想いがのしかかる絵とは違う・・・写真の現実感は大きいと思う・・・。

そう言いながら・・・自分の目で見る姿は格別で・・・
旅行に行って・・・どれだけの写真を残しても、その時その場所で受ける感情や言葉を写真に残すことは難しく・・・
着物姿に丁髷をのせた古い写真を見て・・・本当にそんな暮らしがあったと確信しても・・・
現実味の無い・・・おばあちゃんのむかし話を聞いているようで・・・
リアルなモノが残される大切さが少し解るような気がする・・・。

想像する楽しみや・・・探す楽しみはあるもので・・・
何もかもが簡単に現実が解るのももったいなく・・・なんだかややこしいのですが・・・
子供の頃には気付かない伝統や文化・・・
それは写真や絵だけでなく・・・毎日の暮らしの中に残り、繋がれて行く現実が必要なんだと思います。

コメント
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