暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

モノの価値

2020年11月07日 | 古民家
 大切に育てられたお米や木材を・・・余す事無くいただき、使い続ける・・・
着物も仕立て直して親から子へ・・・住まいは代々手直ししながら住み継いで来ました・・・。
空き家が増える理由は・・・住宅が商品化されてしまったから・・・。
作り続け・・・売り続けて、消費していく事で企業化してしまったから・・・。

住宅は資産として・・・今でも簡単に壊されないように、法律で守られていますが・・・
代々守られて来た歴史や、伝統に縛られる事無く・・・
簡単にに暮らしを積み上げる自由があって・・・
家を離れて暮らせる自由が広がっています・・・。

そんな自由とは名ばかりで・・・大切なお米造りも・・・住まいを造る木材を育てるにも・・・
国の援助が無ければ立ち行かなくて・・・縛られた組織の中で右往左往するだけで・・・
次の担い手・・・労働力を必要としている世界があっても、それを選択する訳も無く・・・
もの造りとしての原点が・・・これから盛り上がる事も無いように思えて来てしまい・・・。
新しく買い替える方が安いとか、綺麗だとか・・・使い易いと思われるようになり・・・
品物が良いモノだと解っていても・・・見比べる価値観の場所が違っては・・・
どうしてそこまで高くなるのか、その理由が理解出来るようになるまで・・・
まだまだ時間が掛かるのかも知れません・・・。
古民家を再生するのに、どうしても費用が掛かってしまう理由・・・
その訳を・・・しっかりと伝えて行ければと思います。


コメント
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