暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

季節の風景

2020年10月29日 | 古民家
 狭い部屋の荒れた家財・・・洗濯物に本、どうでも良いモノが乱れている部屋の真ん中に・・・
冬の風物詩・・・コタツが居座る・・・
家族が顔を向かい合わせての食事に・・・たまり場になる寮のひと部屋には・・・
必ずコタツがあるもので・・・それが日本の冬なのだと思う・・・。

囲炉裏に火鉢は姿を消して・・・空調頼りの生活が、エアコン1台で夏も冬も快適な暮らしの出来る住まい・・・。
火を起こす手間も・・・煤や灰の始末もいらない・・・。
たまに見る炭の炎・・・薪のはぜるメラメラ感も、快適な生活には無い心躍る時間・・・
非日常と言うのか・・・特別な空間とでも言うのか・・・
経験出来ない時間が求められているのかも・・・?

お盆の上にはミカンが重なり・・・シュンシュンとストーブのヤカンは部屋を潤して・・・
ガラスの窓の向こうは・・・しらしらと雪景色・・・
遊びも勉強も・・・コタツを挟む家族の時間・・・。
冬は冬の・・・夏は夏の・・・瞼に浮かぶ季節の風景を・・・
色あせる事の無い暮らしが守られれば良いと思います。

コメント
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