暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

家族

2020年10月27日 | 古民家
狭い町で生まれて・・・特別風変わりなおじいさんも、噂話しになるお兄さんと絡む事無く・・・
至って平穏な暮らしでしたが・・・親父に威厳があって、お袋がやさしくて・・・
昔ながらの厳格なオヤジとは言えないまでも・・・家族のカタチはあったように思う・・・。

一緒に暮らさない、おじいさんとおばあさんは遥か遠く・・・
両親でさえも・・・異国の地からメールでやり取りするばかりで・・・
親戚との出会いも・・・数年に一度、冠婚葬祭でも無いかぎり合う事もままならない・・・。
世界が広がったとは、物の言いようで・・・家族の世界は小さくしぼんでしまったような気がする・・・。

ひとり親も益々増えれば・・・3世代が暮らす住まいも、ますます減り・・・
寂しい空間が大きく広がり・・・地域の関係も薄く、消えてしまいそうなくらいです・・・。
古民家の暮らしが家族を造るとまでは言えないまでも・・・
肩や額を寄せ合い暮らす一生懸命な生き方は・・・古民家の造りに似て・・・
必要最低限の暮らしの中に・・・自然との共存があって、家族との絆が生まれ・・・
地域で守る住まい方が残されているような気がします。
コメント
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