暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

路地裏の・・・

2020年10月18日 | 古民家
 初めて知る地名に・・・初めて歩く町・・・
まだまだ訪れていない場所は多くて・・・当てがありそうでなさそうな曖昧の町ブラブラは・・・
何に出会うか楽しみで・・・田舎に行けば行くほど、その確率は高くなります・・。

路地裏など・・・今時、そうそうないだろうと歩きながら、思いがけず出会う魅力的な路地裏・・・
窓や玄関が並び・・・チョコリと植木鉢の花が置かれ・・・部屋の中の息遣いが伝わって来そうな距離感・・・
この先どこまで続くのか・・・不安になる、曲りの連なる細い道・・・
砂利道に・・・土の道・・・不格好な飛び石が並ぶ小粋な路地裏・・・
昼の内から陽気な声が・・・暖簾からこぼれれ、歴史を感じるお店・・・
地域を知りたいのなら・・・そんな生活感あふれる路地を歩いてみたいものです・・・。

車優先の町造りで・・・人の暮らしは追いやられ、人情溢れる路地裏は騒がしく・・・
歴史ある路地も・・・垢ぬけた佇まいに落ち着きが無く・・・
ガサガサと・・・雑音に悩まされる暮らしに様変わりしてしまいました・・・。
町造りは・・・そこに暮らす人達の生き方が映されたカタチ・・・
勤め人や商いをする人・・・農家だったり職人だったり・・・
それぞれの想いや・・・積み重ねて来た歴史がその町を造って来ました・・・。
そんなカタチが崩れてしまい・・・失われた町のようですが・・・
想いを繋ぐカタチを残せる・・・そんな取り組みを真剣に考えなければいけないような気がします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする