暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

自然の暮らし

2020年10月17日 | 古民家
 毎日顔を眺めるおひさまは・・・同じように見えても・・・
季節でその顔は変わり・・・グりグリと照り付ける夏の日差しに・・・
ジワリと暖かな冬の日差し・・・。
綿菓子のような雲が浮かべば・・・モサモサ羊の毛みたいな雲だったり・・・
100mも先が見通せるくらい透き通った不思議な海の青さも・・・
ヌルリとうごめく鉛の水面の海だったり・・・。

新しい住まいは気持ちよく・・・イグサの畳は清々しい香りで心が落ち着いて・・・
檜のキュッと引き締まった香りで身が引き締まり・・・
少しづつ表情を変える姿は・・・自然が織りなす変化と同じ・・・。
その変化は、それぞれの家庭でも違って・・・暮らしの味わいとなります・・・。

真新しい檜や杉の柱の白さは・・・1週間もすると色づき・・・
毎日見ていると気付かないくらい・・・それは、子供と同じように・・・
知らぬ間に成長し、いつのまにやら大人な姿を目にすると・・・その変化に時の流れを感じ・・・
何やら複雑な気持ちを描いてしまう・・・。
日々変わり、時として姿は豹変しても・・・自然の中で揉まれ育つ事で吸収される力は際限なく・・・
成長する大きな糧となる・・・。
自然に囲まれる暮らしは・・・そんな力を、ほんの少し分けて頂く古民家の暮らしの様なのかも知れません。


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