暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

食卓

2020年10月14日 | 古民家
 紫色と黒の空が浮き出る頃に・・・お家へ帰る道すがら・・・
あちらこちらから流れて来る、みそ汁の香りや・・・カレーの香しさ・・・
家の晩御飯はなんだろうと・・・トロトロ歩く、その道のりは・・・何故かワクワクでいっぱいになる・・・。

テーブルを前に・・・家族が見渡せる景色が少なくなり・・・
手料理もおぼろげで・・・用意された品々が並べられてしまうと・・・
コトコトと炊き上がる風景を頭に浮かべ・・・
言葉少なく口をつぐみ、味気ない夕暮れの淡い一人事になってしまいそうです・・・。(あくまでも個人的な見解です。)

炊き立てに揚げ立て・・・どんな料理でも作り立てが一番で・・・
毎日の贅沢は無くても・・・家族そろって食事が出来る贅沢・・・
それは、暮らしに中でかけがえの無い時間なのだろうと思います・・・。
住いのあり方も・・・時間の共有や、ワイワイとする雑多な暮らしが想いを巡らせ・・・
関り合いのある豊かな暮らしになるのかも知れません・・・。
音も光も・・・流れる香りも漏らさない、四角四面の暮らし方は・・・
とても悲しい暮らしのように思えてしまいます。


コメント
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