暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

あたま

2020年10月03日 | 古民家
 大きく広がる、まんまる麦わら帽子が・・・頭の上でキラキラと・・・
真夏の太陽が、流れる景色に映り込み・・・季節を彩る1枚になっている・・・。

町中で、麦わら帽子を着飾る人を見ることも無く・・・
虫網片手に、トンボを追いかける・・・ちょこんと頭に麦わら帽子の子供も、ずいぶんと見かけなくなり・・・。
着物にカンカン帽をさりげなく粋に・・・日傘を片手に可愛らしく、フラリとスレ違う場面も経験なく・・・。
夏らしいと思える姿は、どこかに薄れて消えてしまいました・・・。

頭の上程無防備なモノは無く・・・
ふいに襲って来ても対処に困り果て・・・ヘルメットや帽子で隠すものの・・・
カツリと触れただけでも意外なダメージは大きくて・・・
軟な場所で、大切な体の一部なのに・・・注意力散漫になるとなれば・・・
いろいろ手段を講じずにはいられず・・・
古民家の屋根が大きく・・・軒は深く、覆いかぶさる立派な屋根は・・・
家族を守り・・・暮らしを守る、鉄壁の守備固めのようで・・・
だからこそ、日本の住まいの屋根はとても特徴的で、存在感があるのだろうと思います。


コメント
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