暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

景色

2020年09月28日 | 古民家
 ちぎれ雲が、まるで空を駆ける筋斗雲のように見えて・・・
穏やかな風が流れる空に・・・グルグル大きな目をしたトンボが・・・
これでもかと言わんばかりに集まれば・・・
あっという間に秋は過ぎて・・・今年も変わらず、冬の時間がやって来る・・・。

エーゲ海に向かって並ぶ白亜の建物・・・じっくり見た事も行った事も無く・・・
それは心に残るすばらしい風景なのだろうと思うのですが・・・
空の青さや雲のカタチ・・・茂る樹木に暮らしが見える住まいも、広がる海に似合う姿・カタチがあって・・・
エーゲ海に佇む古民家・・・は、どうもイメージ出来ず・・・。
その国に育つ自然の営みや・・・自然が見せる景色が伝統や文化を生んで・・・
大きな自然の中に間借りする・・・動物や人は当然、その自然に合わせてた暮らしで造り上げられています・・・。

文化や伝統を守るのは・・・古いしきたりを頑固に変えない事では無く・・・
伝統が始まった頃の想いを知り・・・意味を理解して、新たな伝統に生まれ変わり・・・
繋がれて行く事・・・だと思います・・・。
地域や町に並んだ、困り顔の建物達・・・時間が過ぎて、色あせた面影も残らない面々となれば・・・
記憶にも残らない、寂しさとむなしさだけが残る町になってしまう気がします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする