暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

分け合う

2020年09月15日 | 古民家
 みんなで分け合う・・・みんなで同じものを使う・・・地域で大切にして、みんなで守る・・・
井戸やお風呂・・・電話にTV・・・お味噌にお米の貸し借りもあったり・・・
まだまだ裕福では無い頃・・・みんながお互いさまでいられました・・・。

近くにあるお寺や神社・・・道の端で微笑むお地蔵さんも、みんなで大切に守って・・・
季節変わるごとに集まり、祭りごとや祝い事・・・継がれて来た伝統を次の世代に残し・・・
互いに暮らしている心を大切にしていました・・・。

分け合わなくても生活が出来るようになると・・・暮らしは一変し・・・
何もかも自分で何とかなってしまう・・・
人と関わらない方が楽だ・・・そんな考え方が先に立って、少しさみしい心の暮しに変わってしまいました・・・。
古民家の暮らしは・・・モノの豊かさでは無く、暮らしの中で心の豊かさを感じるもの・・・
1人では出来ない事を・・・地域のみんなで分け合い紡いでゆく暮し・・・。
人の心に触れる暮らしを教えてくれる世代は少なく・・・次の世代に想いを残し繋いでいく暮らしを大切にしたいと思います。








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